本記事では、SNS時代に必要な生活者の「ナラティブ」についてお話ししていきます。
近年、「ナラティブ」という言葉をコミュニケーションの領域でもよく聞くようになりましたが、
今回はspiceboxの視点で、
・生活者の消費価値観の変化
・SNSが与えた生活者への影響
の2点から解説。
最後に、ナラティブを生み出すメソッドをまとめます。
そもそも「ナラティブ」とは、
企業の伝えたいメッセージを軸にした企業発信の「ストーリーテリング」ではなく、
生活者自身に語られる生活者自身の物語を意味します。
特にSNSの発展によって、生活者一人一人のリアルな意見やストーリーが発信されるようになり、
多くの共感を生活者同士で生むようになりました。
SNSで投稿された生活者のブランドとのストーリーがバイラルし、
在庫不足になるほどの購買への影響を与えることも多くあります。
逆に、広告色のある企業発信のストーリーで設計された広告は、SNSでは共感されないことも多く、
投稿コンテンツやSNS広告のエンゲージメントを見ても、
顕著にタイムラインライク(UGCライク)にした方が効果が良い実績も多くなっています。
また最近では、サステナビリティやジェンダーなどの社会課題の観点で、社会的影響を自分なりに考えて
消費選択やコンテンツ選択をするようになっている生活者も増加しています。
その結果、今の社会課題や生活者の価値観にフォーカスした製品や、
生活者目線を意識したコミュニケーションを行うブランドが特にSNS上でも共感を生み、
口コミが生まれ、購買行動にもつながるようになっています。
したがって、多くのブランドでもSNS起点のPRに着目するようになり、
いかに生活者発信のナラティブが自発的に発信されていく状態を作っていけるのか、
が大きなテーマや課題となっています。
spiceboxでは、
・生活者視点で共感性の高いコミュニケーションコンセプト
・ナラティブ(UGC)をSNS上で生み出す施策
を「共感文脈」と「ソーシャルトライブ」の視点でSNSデータから導き、設計することをおすすめしています。
ナラティブを生み出すには、これまでのような「仮想のペルソナ」ではなく、
ブランドやターゲットに親しいリアルなSNSの声・行動から、共感文脈やモーメント、トライブを発見。
共感されるコミュニケーションコンセプトと、
ブランドを語ってもらうためのPR・コンテンツの設計、
キーになるトライブのインフルエンサーアサインを具体的に設計することからお手伝いをしています。
ソーシャルメディアのメカニズムやマーケティングを熟知しているspiceboxでは、数多くの気象様のマーケティング支援から編み出された独自メソッドによって成果を上げることが可能です。まずはお気軽にお問い合わせください。