TikTokで企業アカウントを運用する際、何から始めればよいか戸惑うこともあるのではないでしょうか。
本記事では、TikTok運用準備を3つのステップに沿って紹介します。
運用初期に、直接の商品購入費用対効果を出すことは困難です。
そこで、いきなりCPAやCPOを目標にするのではなく、再生数やフォロワー数、エンゲージメント数を目標に設定しましょう。
そして、3〜6ヶ月の時点で、他のSNSへの誘導数やプロフィールの誘導数、売上数などの目標数値を作っていくことが推奨されます。
当社spiceboxでの運用実績を鑑みると、初期は目安として、以下の方程式が導き出せます。
・フォロワー増加数=動画再生回数÷700(700再生回数で1フォロワー増える)
・フォロワー増加数=エンゲージメント数÷16(16エンゲージメントで1フォロワー増える)
次の表は、この方程式を用いたKPI表です。
月に8本の動画を出せば、5ヶ月目には動画再生単価が1円を切る試算です。そして、12ヶ月後にはフォロワーが5万人を超えることが予想されます。
このステップでは、ターゲットを選ぶだけでなく、ターゲットにしたい人がTikTok内で何を求めているかを理解することが重要です。企業が訴求したい内容とTikTokユーザーが求めている内容がマッチしている部分を探していきます。
そこで、TikTokユーザーの年代別の特徴を見ていきましょう。
Z世代は、TikTokをエンタメとして楽しむだけでなく、最も信頼できる情報源として利用しています。TikTokの広告やPR投稿を見る際は口コミを確認することにより、さらに信頼感を持つようになります。
また、好きなジャンルが趣味からニュースまで幅広い傾向にあるのも特徴です。
仕事やプライベートで精力的に活動し、忙しいミレニアム世代は、TikTokから「元気」と「情報」を求めています。コンテンツ内容としては、赤ちゃん、お笑い系、ダンス、いたずら系、景色・旅行などが他の世代と比べて好きな人が多い傾向です。
また、SNS広告への受容性が他の世代よりも比較的高く、TikTokの広告やPR投稿を別のSNSや友人に紹介する世代だといえるでしょう。
デジタルに疎いと思われがちなX世代。しかし、TikTokは縦にスワイプするだけで動画が出てくるなど、難しい操作がないため、X世代のTikTok活用が増えています。X世代はSNSに慣れていない世代であることから、新しい発見を得るために使われています。
X世代は、情報をうのみにしない反面、好きな芸能人に影響されやすい傾向にあります。また、TikTokの広告やPR投稿を友人に紹介し、自分のために保存する世代でもあります。
年代とは異なりますが、実は主婦層の利用も多いためご紹介します。
TikTokに主婦層は少ないと思われがちですが、ユーザーのうち4人に1人は主婦層だといわれています。TikTokは短尺の動画がメインのため、短い時間で日常生活における情報収集のツールとして使われています。
主婦TikTokユーザーは、美容や健康への意識が高く、情報感度も高いという特徴を持ちます。
ターゲットを1つに絞ったとしても、内容は1つに絞らずにABテストをするのが重要です。その方法をお伝えします。
まずアカウントの大枠のコンセプトを決めた後、コンテンツの方向性を3〜5軸考えます。そして、3ヶ月ほど軸が異なるコンテンツを投稿しながらPDCAを回すテスト運用を行います。
テスト運用の際は、コメントやプロフィールへの誘導がどれだけ起きているかを評価ポイントにするとよいでしょう。やみくもにTikTokらしいもの、面白そうなものを投稿してしまいがちですが、企業アカウントはあくまで売り上げに貢献できるコンテンツを生み出すことが大切です。 この点をしっかりと理解し、方針を固めていきましょう。
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